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大樹小の石黒君、ショパン国際ピアノコンクール全国大会で金賞

 1月3日(火)~9日(月)、東京の昭和音楽大学ユリホールで開かれた 「第13回ショパン国際ピアノコンクール in ASIAの」全国大会 小学5・6年生部門で、
大樹小学校6年の石黒君が、最高賞を獲得しました。
 石黒君は「幻想即興曲 嬰(えい)ハ短調 OP.66」を演奏しました。
 また、同会場で10日(火)~14日(土)に行われた アジア大会では、銅賞 を収めました。

 十勝毎日新聞が、 「大樹小の石黒君、ピアノ全国大会で金賞」 と伝えています。
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【大樹】 大樹小6年の石黒君が、「第13回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」(組織委員会主催)全国大会の小学5・6年生部門で最高賞の金賞に輝いた。十勝では2006年の友西君(当時下音更小5年)以来となる。同コンクールアジア大会でも銅賞を収めた。十勝からは石黒君の他に、澤野さん(同6年)が全国大会で奨励賞を受賞した。

 石黒君は4歳からピアノを始め、現在は帯広市在住のピアニスト伊藤夢里子さんに指導を受けている。昨年は国内有数の「ピティナ・ピアノコンペティション」の全国大会にも初出場し、小学6年以下の部で銅賞を獲得した。「ショパン-」は同3年生時に出場し、全国大会で奨励賞、アジアでは努力賞に入って以来、2回目の挑戦。

 3日から9日まで東京の昭和音楽大学で開かれたコンクールには、各地区の予選を勝ち上がった219人がエントリーし、石黒君は「幻想即興曲 嬰(えい)ハ短調 OP.66」を演奏した。速いテンポで始まる同曲は、中間でゆったり美しい旋律となり、終盤はまた速くなるのが特徴。伊藤さんは「中盤の歌うように弾く表現が難しい」と話す。

 石黒君は曲を聴きイメージを絵に描いた上で、毎日6、7時間練習を続けた。本番では「集中しきれずに気持ちを出し切れなかった。弾くことで精いっぱいだった」と不完全燃焼だったが結果は最高に。金賞4人のうちの1人となった。「驚いた。アジア大会ではもっと感情を出して演奏しようと思った」という。

 奨励賞以上の80人とテープ審査に合格した韓国の小学生1人を加えた81人で争われたアジア大会(10日~ら14日)では、アンジェイ・ヤシンスキー委員長(ポーランド)ら11人が審査。堂々と演奏し「全国よりも納得のいく表現ができた」と満足そう。伊藤さんも「貴重な経験となったはず」と今後の成長に期待する。

 石黒君は同年代では小柄で手も小さく、指先の力もやや弱いという。強い音を出そうとすると力が入り、汚い音になることも。体の効果的な使い方もこれからの課題になる。世界の講師陣が十勝で指導する「アップビート春期国際音楽セミナー イン とかち」にも2年生から毎年参加し腕を磨いてきた。目標のピアニストを目指し、技術の習得に励む。(北雅貴)
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以上引用:十勝毎日新聞・大樹めーる 2012年01月25日の記事
http://www.tokachimail.com/taiki/
by sembiri | 2012-02-02 03:51 | 十勝管内の小・中学校 | Comments(0)