2012年 02月 12日
鹿追町、全小学校でフッ化物洗口
「フッ化物洗口」に取り組みます。
十勝毎日新聞が、 「鹿追の全小学校でフッ化物洗口」 と伝えています。
-----------------------------------------------------------------------------
【鹿追】 町内の小学校全5校が2月から、子供の虫歯予防対策として「フッ化物洗口」に取り組む。帯広保健所によると、管内市町村で全小学校で取り組むのは鹿追が初めて。小林潤教育長は「町内の子供の虫歯保有率を少しでも下げたい」としている。
フッ化物洗口は、フッ化ナトリウム水溶液を口に含み、30秒から1分ほどうがいをすることで、未実施者に比べ、5~8割高い虫歯予防効果が期待できるとされている。
一般的に、乳歯から永久歯に生え替わるのが5、6歳~中学生の時期。乳歯段階で虫歯があると、永久歯に生え替わる際に歯並びやかみ合わせに影響が出る恐れがある他、永久歯も虫歯になりやすい。このため道も昨年度から3カ年計画で管内全市町村の幼稚園、保育所、小・中学校での導入を目指している。
帯広保健所によると、管内では鹿追を含む8市町村の幼稚園・保育所などの一部、または全部で行われている他、小学校では帯広小が実施。大津小(豊頃)では保護者有志が自主的に学校で取り組んでいる。
鹿追では一昨年8月から全ての幼稚園、保育所で導入。小学校での実施に際しては町と同保健所、十勝教育局で学校関係者や保護者への説明会を実施し、道の2010年の調査では、鹿追の小学1年生と中学1年生の虫歯保有率が管内19市町村中、3番目に高いことなどを説明した。
一方、フッ化物洗口については、多量の薬液誤飲などによる健康被害を懸念する声もあるため、希望者のみの実施とする。(高田敦史)
-----------------------------------------------------------------------------
以上引用:十勝毎日新聞・鹿追めーる 2012年01月31日の記事
http://www.tokachimail.com/shikaoi/
参考:フッ化物洗口
フッ化物洗口(フッかぶつせんこう、Fluoride mouth rinses)は、フッ化物水溶液を用いてブクブクうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化物を作用させて、虫歯を予防する方法である[1]。
学校や職場では、公衆衛生アプローチとして集団単位で実施されるため集団フッ化物洗口と呼ばれることもある。フッ素うがい、フッ素洗口とも。
国内での歴史 [編集]
日本国内で実施されているフッ化物洗口の歴史については、専門書[9]に詳しいが、ここでは簡単に記述する。
日本におけるフッ化物洗口は1970年代より地域歯科保健施策の一貫として普及しはじめ、2002年度末では全国40都道府県の2951施設において、30万3182児童が参加している[10]。2007年度調査によると、全国の約6,400施設で約67万児童が実施している[11]。
条例 [編集]
2009年6月16日、北海道は、日本国内の地方自治体では初めてとなる、フッ化物洗口の普及を明言した「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」[15][16]を交付し、同日より施行している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%83%E5%8C%96%E7%89%A9%E6%B4%97%E5%8F%A3