2013年 09月 08日
札内南小の5年生が障害者理解の学習
※この画像は,後日掲載しました。
幕別町は、 障害者への理解促進 に向け、新たに町内の小学5年生対象に啓発授業を始めました。
8月22日,聴覚障害を持つ町内在住者を派遣し、体験や手話を直接児童たちに学んでもらうもので、その第1弾が札内南小学校で行われました。
十勝毎日新聞が, 「小5対象に障害者理解の授業 幕別」 と伝えています。
【幕別】町は、障害者への理解促進に向け、新たに町内の小学5年生対象に啓発授業を始めた。聴覚障害を持つ町内在住者を派遣し、体験や手話を直接児童たちに学んでもらうもので、第1弾が22日、札内南小(水野豊昭校長)で行われた。
障害者総合支援法では障害者に対する理解を深めるための研修や啓発を行う事業を自治体が行うことを求めている。町はその一環として、町内の全5年生対象に、聴覚障害を持つ丸山清美さん(町内在住)を講師に学ぶ機会をつくることにした。
丸山さんは1歳前から聴覚に障害を持ち、8年前に手話で話す子育てサークルピングーを立ち上げた。現在、町内で夫と小3の子供と3人暮らし。
札内南小は5年生113人を対象に実施。町福祉係の甲谷英司主査がノーマライゼーションについて全体講演した後、丸山さんの授業はクラス単位で行われた。5年3組(伊藤万里子教諭、37人)では、単語や文章をまとめて1つに表す「手話」、50音を1つずつ示す「指文字」、顔や体で表現する「ジェスチャー」、口を大きく開けて話す「口話」を組み合わせて会話することが有効とし、児童の名前を手話で示したり、伝言ゲームを行ったりした。菅原さん(10)は「楽しく学べた」と笑顔だった。-略-
(佐藤いづみ)
以上引用:十勝毎日新聞・めーる 2013年08月21日の記事
http://www.tokachimail.com/makubetsu/