2014年 08月 11日
足寄町議会で小中学生が一般質問
7月31日、足寄町議会議場で、次代を担う町内の子供たちが将来のまちづくりについて質問・提案する 足寄町「子ども議会」が開催 され ました。
小中学生13人の“議員”が、教育や医療、観光、人口増対策など多様な行政課題について、安久津勝彦町長ら町理事者に「一般質問」しました。一般質問に登壇したのは足寄中学校の生徒2人と足寄小学校、芽登(めとう)小学校、大誉地(およち)小学校、螺湾(らわん)小学校の小学校4校 の11人です。
議会形式で子供の意見を聴取するのは初めてで、質問内容は「第6次町総合計画」(2015~24年度)の策定作業で参考意見として検討されます。
【足寄】次代を担う町内の子供たちが将来のまちづくりについて質問・提案する「町子ども議会」が7月31日、町議会議場で開かれた。小中学生13人の“議員”が、教育や医療、観光、人口増対策など多様な行政課題について、安久津勝彦町長ら町理事者に「一般質問」した。質問内容は「第6次町総合計画(2015~24年度)の策定作業で参考意見として検討されるが、議会形式で子供の意見を聴取するのは初めて。
この日、一般質問に登壇したのは足寄中の生徒2人と足寄、芽登、大誉地、螺湾の各小の11人。同中2年の平賀唯吹さんが議長を務めた。理事者席には、通常の議会と同様、安久津町長ら同じ顔ぶれの理事者が座り、議員の質問に備えた。
トップを切った久保侑希さん=同中2年=は中学校のグラウンド整備について質問。「夏場は硬く滑りやすくなる。部活動だけではなく、体育の授業でも使うので、安全・安心に使えるよう整備を」と訴え、安久津町長は「今年度、地盤を掘り返して砂を混ぜ、より地盤を締め固める」と整備を約束した。
1議員に与えられた質問時間は8分。中には再質問する議員もおり、理事者はその都度、丁寧に答えていた。保護者や学校関係者ら約30人が傍聴し、質疑の成り行きを見守った。
-略-
(鈴木裕之)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年08月02日06時30分の記事