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緑園中,授業で話し合い活動

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写真:帯広緑園中学校=2012年6月撮影


 十勝の児童・生徒にとって「言語活動の充実」が課題の一つとなっています。
 帯広緑園中学校では,各教科で計画的に 話し合い活動を取り入れた授業 を展開しています。
 11月17日,1年1組が社会科の「アフリカ州の特色を探ろう」の授業で,生徒たちは8班に分かれ,気候の特徴について話し合いました。


 十勝毎日新聞が, 「緑園中,話し合い活動採用の授業で学力向上」 と伝えています。


 十勝の子供たちにとって課題の一つとなっている「言語活動の充実」。帯広緑園中学校(辻敦郎校長,生徒353人)は,各教科で計画的に話し合い活動を取り入れた授業を展開して学力向上を図っている。

 11月17日に行われた,1年1組(34人)社会科の授業。「アフリカ州の特色を探ろう」という単元の中で,生徒たちは8班に分かれ,気候の特徴について話し合いが始まった。生徒たちは慣れた様子で,だれからともなく活発に意見を出し合い,各班の代表者がホワイトボードにペンを使ってまとめた。

 藤原孝高教諭(41)は,黒板に「課題」「話し合い」「課題解決」「まとめ」と書かれたマグネットの表示を張り,分かりやすく板書。同校ではどの教科でも板書スタイルを統一し,生徒が見通しを立てて学べるように工夫している。藤原教諭は「先生と生徒の一方通行ではなく,仲間の違った意見に触れ,互いに補い合いながら学べる」と話す。

 同校では「学力の向上には思考力,判断力,表現力の育成が欠かせない」とし,話し合い活動を導入。今年度は,関西大初等部,滋賀大教育学部付属中を視察し,具体的な実践例を同校で取り入れた。

 子供たちにどんな力を身に付けさせたいか,目指す生徒像に向けて,校長をトップに全教員が課題を共有。今野典之教頭は「話し合い活動は,自己決定,自己存在の確認,共感的な理解を育む場としても機能している」と意義を語っている。(酒井花)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年12月05日09時46分の記事


by sembiri | 2014-12-10 06:57 | 十勝管内の小・中学校 | Comments(0)