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浦幌の冬イベントで,6年前の中学生考案スープが登場

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写真:イベント会場の浦幌小学校=2010年9月撮影

 2月14日に行われる浦幌町内の若者有志が企画した新たな冬季イベント「Shakkoi Night(シャッコイ・ナイト)」で,6年前に当時の中学生たちが地域活性化に向けて提案したメニューを提供することになりました。
 「ベジニョッキ」は,松田さんと及川さんたちが中学生3年生当時に考案したメニューで,今回の冬のイベントに採択されました。
 地域の産品をふんだんに使うスープで,考案した生徒のうち2人は町内で今年成人を迎えて同イベント実行委にも所属していて,「子供に味わってほしい」と意気込んでいます。


参考:冬のイベント「Shakkoi Night」のお知らせ
=広報URAHORO 平成27年2月号
https://www.urahoro.jp/koho/2014/files/02/15-16.pdf


 十勝毎日新聞が, 「6年前の中学生考案スープ,冬イベントで提供 浦幌」 と伝えています。


 【浦幌】町内の若者有志が企画した新たな冬季イベント「Shakkoi Night(シャッコイ・ナイト)」(2月14日,会場・浦幌小学校)で,6年前に当時の中学生たちが地域活性化に向けて提案したメニューを提供することになった。地域の産品をふんだんに使うスープで,考案した生徒のうち2人は町内で今年成人を迎えて同イベント実行委にも所属。「子供に味わってほしい」と意気込んでいる。

 実現化されるメニューを考案したのは,町内の公務員松田泰明さん(20)と,同じく町内の会社員及川珠美さん(19)の2人を含む浦幌中学校の卒業生5人。

 生徒たちは3年生だった2009年,総合的な学習の一環で起業シミュレーションに取り組み,松田さんらのグループでは松田さんが“社長”を,及川さんが“企画部長”を務め,地域の農畜産物を使う新メニューの開発に当たった。

 当時のメニューは地元産ジャガイモでニョッキを作り,カボチャなど野菜と合わせた「ベジニョッキ」。及川さんが自宅で試作を重ねてレシピを固め,町内の発表会でも提案された。

 その後,メニューは忘れられていたが,今回のイベントで主催の実行委が過去の中学生たちによる提案を振り返り,「浦幌らしさを出せる」と採択。及川さんは「すっかり忘れていたけど実際に提供されると聞いてびっくりした」とする。

 イベント当日は,衛生面の安全確保のため,絞り器を使ってニョッキ風イモ団子と浦幌産の牛乳や野菜を使い,「ベジニョッキ」として50食限定で販売(1食300円)する。及川さんも実行委メンバーとして調理に当たる予定。

 及川さんは「浦幌の素材ばかりを使った他にない料理。食べてもらえばおいしさが分かる」とし,松田さんも「子供たちには会場でいっぱい遊び,ベジニョッキを食べておなかを満たしてもらえれば」と期待する。

 イベント実行委の泉のどか委員長は「当時中学生が考案したメニューを実現でき,今の子供たちにも夢を与えられるのでは」と話している。(井上朋一)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年01月28日06時30分の記事


by sembiri | 2015-02-02 06:57 | 十勝管内の小・中学校 | Comments(0)