2015年 06月 01日
上札内小敷地内に子グマ出没
5月29日、中札内村上札内の上札内小学校で、公務補の坂本茂俊さんが、 敷地内を歩いている子グマ1頭を発見しました。報告を受けた村教育委員会が110番通報しました。
人畜に被害はなかったが、帯広署やハンターなどが付近を捜索に当たりました。同署などによると、坂本さんが草刈りをするため校舎から外に出た際、体育館北側の芝生に体長約1mの子グマを見つけました。
これを受け、学校側は、6月6日に実施する運動会の練習場所をグラウンドから急きょ、体育館に変更しました。午後からの下校時は職員が複数ついて集団下校とし、学童からの帰宅時も教職員が付いての付き添い下校とします。
十勝毎日新聞が, 「上札内小敷地内に子グマ出没 中札内」 と伝えています。
【中札内】29日午前8時半ごろ、中札内村上札内の上札内小学校(戸塚信校長、児童17人)で、クマ1頭が敷地内を歩いているのを同校公務補の坂本茂俊さん(65)が発見した。報告を受けた村教委が110番通報した。人畜に被害はなかったが、帯広署やハンターなどが付近を捜索に当たった。
同署などによると、坂本さんが草刈りをするため校舎から外に出た際、体育館北側の芝生に子グマ(体長約1メートル)を見つけた。子グマは20~30分かけて、校舎北の裏手を西方向に縦断したという。
これを受け、学校側は同日、運動会(6月6日)の練習場所をグラウンドから急きょ、体育館に変更。午後からの下校時は職員が複数ついて集団下校とし、学童からの帰宅時も教職員が付いての付き添い下校とする。坂本さんは「クマを見たのは勤務6年目で初めて」と驚き、戸塚校長は「子供たちには充分気を付けて生活するよう指導したい」と話している。
村によると、クマの足跡は同校から西側にある道道清水大樹線を横断し、民家や畑の間を抜けて札内川河川敷に向かっていたという。「上札内市街は山間近くでクマが出てもおかしくないが、過去にクマが出た例はほとんどない」とする。
(関根弘貴、小寺泰介)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年5月29日13時05分の記事