2015年 11月 30日
北栄小で卸売市場がりんごの出前講座
11月20日,帯広北栄小学校で帯広地方卸売市場による 「青森りんご」の出前講座 が行われ,4年生52人が栽培方法などを学習しました。
北栄小での青森りんごに関する出前講座は,北海道地区青りんごの会の協力で毎年行われています。
この日は,卸売市場果実課の石川浩誉さんが学校を訪れ,子供たちに青森で開発された「フジ」はおいしくて長く保存できる,世界でも一番栽培されている品種」と話し,「王林」などの品種や味の特徴も紹介した。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十勝毎日新聞が, 「りんごの「なぜ何」に興味津々,帯広地方卸売市場が出前講座」 と伝えています。
帯広北栄小学校(田島久美子校長,児童312人)で20日,帯広地方卸売市場(山室俊晴社長)による出前講座が行われ,4年生52人が「青森りんご」の栽培方法などを学んだ。
同校での青森りんごに関する出前講座は,北海道地区青森りんごの会の協力で毎年行われている。この日は同市場果実課の石川浩誉さんが学校を訪れ,子供たちに品種や花の付け方などを説明した。
石川さんは「日本で一番作られているリンゴの品種は,青森で開発された『フジ』。おいしくて長く保存できる,世界でも一番栽培されている品種」と話し,「王林」などの品種や味の特徴を紹介した。
児童はリンゴをなでたり眺めたりし,興味津々。リンゴは全校児童にプレゼントされた。
-略-
(大谷健人)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年11月23日13時00分の記事
写真:無袋栽培されるふじは,「サンふじ」と呼ばれます。
参考:フジ
ふじは青森県南津軽郡藤崎町の農林省園芸試験場東北支場(現在の果樹研究所リンゴ研究拠点)で1930年代後半に育成され,1962年に品種登録されたリンゴの品種で,デリシャスと国光の2種類のリンゴを交配したものである。
特徴[編集]
ふじの平均的な大きさは野球ボール程度の大きさである。糖度は 14 - 16 % である。また,賞味期限が長く,室温で4ヶ月,冷蔵で7ヶ月程度である[1]。
袋をかけて育てるのをふじ,袋をかけずに育てたものがサンふじとして流通する。袋をかけた方が赤くきれいに着色するが,糖度などは無袋栽培にして,太陽光を多く浴びた後者の方が勝るとされる。
名前の由来[編集]
公式には育成地である青森県藤崎(ふじさき)と富士山にちなむ[1]。
なお,中国では「富士苹果」,欧米では「Fuji」と,それぞれ日本同様の名前で親しまれている。
生産[編集]
日本においては,ふじは2006年には 460,000 t が収穫され,リンゴ収穫量の 55 % を占めている。収穫量が多いのは青森県で 226,000 t ,次いで長野県の 115,000 t である[2]。
日本国外では,ふじの人気が高まっている。中国ではリンゴ生産量 2000万 t の 45 % がふじである[3]。アメリカ合衆国では,1980年代に市場に入って以来,消費者の中での人気が高まった。ふじは米国リンゴ協会の2003年リンゴ人気ランキングでデリシャス,ゴールデンデリシャス,ガーラに次いで4位であった。ふじはワシントン州やニューヨーク州,カリフォルニア州といった伝統的なリンゴ産地でもふじへの国内外の需要の変化により生産されている。デリシャス発祥の地であり,アメリカの半分のリンゴを生産しているワシントン州では,年に 135,000 t のふじが生産されており,ふじ以上に生産されているのはデリシャスとゴールデンデリシャスのみである。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(本文・写真とも)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%98_(%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4