2015年 12月 08日
家庭教育学級講演会,「古事記」から見る親子関係
11月27日,「古事記~神と人の物語・親と子の物語」をテーマに, 帯広市家庭教育学級の50周年記念事業 講演会 が,とかちプラザで開かれました。
古事記などの文献を基に,立正大学の三浦佑之教授が父子や母子の関係,時代による関係の変化などを話しました。
古代文学・伝承文学が専門の三浦教授は,古事記の他,娘をワニに食い殺された父がその体を切り刻んだ出雲国風土記の一節などを取り上げ,母子や父子関係の深さを説明し,約120人が来場し講演に耳を傾けました。
(信瑜の弟子の賢瑜による写本)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十勝毎日新聞が, 「古事記から見る親子関係 三浦教授が講演」 と伝えています。
帯広市家庭教育学級の50周年記念事業「古事記~神と人の物語・親と子の物語」が11月27日,とかちプラザで開かれた。古事記などの文献を基に,立正大学の三浦佑之教授が父子や母子の関係,時代による関係の変化などを話した。
約120人が来場。古代文学・伝承文学が専門の三浦教授は,古事記の他,娘をワニに食い殺された父がその体を切り刻んだ出雲国風土記の一節などを取り上げ,母子や父子関係の深さを説明。「8世紀に日本は律令国家となり,文献で母乳をあげない母を悪母と描くなど,家族の在り方も戸籍をもとに父系的になった」などと話した。
同学級は1965年,母親の学びの場として開設された。市内の主に小学校区ごとに設置されている(休級あり)ほか,中学や放送利用などもある。ピーク時は27学級あったが,現在は12学級。(佐藤いづみ)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年12月02日08時30分の記事