2016年 12月 06日
本別町,コミュニティ・スクール導入へ調査
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本別町教育委員会は,保護者・地域が学校運営に関わる コミュニティ・スクール(CS)の導入を検討 しています。
勇足地区の勇足小学校・勇足中学校は,今年(2016年)度から2年かけて調査研究し,2018年度のスタートを見据えています。 11月17日には,本別町PTA連合会研究大会として,CSに関する町内初の講演会が開催され,CS推進員で北海道大学学務部長の出口寿久氏を講師に,町内の教職員,保護者,地域住民ら約150人が参加しました。
十勝毎日新聞が, 「CS導入へ調査研究 本別町教委」 と伝えています。
【本別】町教委は,保護者・地域が学校運営に関わるコミュニティ・スクール(CS)の導入を検討している。勇足地区(勇足小・中)は今年度から2年かけて調査研究し,2018年度のスタートを見据えている。本別地区(本別中央小・本別中)と仙美里地区(仙美里小)は17年度から調査に入る。
CSは,保護者や地域住民が参加し,町教委が指定した「学校運営協議会」の置かれた学校。協議会は学校運営の基本方針の是非を判断しなければならない。町教委や校長に意見でき,教職員の人事に関する声も届けることができる。十勝では浦幌と上士幌が導入している。 勇足地区では6月,CS推進員(教職員6人,地域・保護者5人)を組織。勇足小・中連携のCSを視野に入れている。先進地視察やフォーラムへの参加を通し,メリット・デメリットを調べていく。
17日には,本別町PTA連合会(吉川亜子会長)研究大会として,CSに関する町内初の講演会が開催された。CS推進員の出口寿久氏(北大学務部長)を講師に,町内の教職員,保護者,地域住民ら約150人が参加した。
出口氏は,CS導入により,「子どもが卒業した後も学校に関われば,地域の活性化にもつながる」などと説明。学校と地域の情報共有,学力の向上,いじめ解決への効果があった例も紹介した。
-略-
(木村仁根)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2016年11月27日7時30分の記事