2017年 04月 20日
清水町全小中学校,「第九」でチャイム
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
授業の始まりや終わりを告げるチャイム音が,5月から清水町内全4小中学校で ベートーベンの交響曲「第九」に 切り替わります。
第九のまちとして知られる清水町で,子どもたちの日常生活にもメロディーが鳴り響きます。
清水町の第九は,音楽活動に無縁だった町民が集まり結成した「せせらぎ合唱団」が,東京文化会館など各地で演奏会をしたのが始まりです。
私(ブログ作成者) が大学進学で上京してから程なく,「せせらぎ合唱団」のメンバーだった清水町出身の友人から演奏会を案内していただきました。
北海道の片田舎の合唱団が,上野のコンサートホールで「第九」を堂々と披露しました。また,山岳遭難をテーマにした合唱曲「山に祈る」も歌い上げました。当時の思い出は,今も鮮やかに蘇ります。
十勝毎日新聞が, 「チャイム音を第九メロディーに 清水・全小中学校」 と伝えています。
【清水】授業の始まりや終わりを告げるチャイム音が,5月から町内全4小中学校でベートーベンの交響曲第九に切り替わる。第九のまちとして知られる同町で,子どもたちの日常生活にもメロディーが鳴り響く。町教委は「町民のアイデンティティー(自己同一性,帰属意識)として,第九を誇りに持ってほしい」と期待している。
清水の第九は,音楽活動に無縁だった町民が集まり結成した「せせらぎ合唱団」(高橋亮仁代表)が,東京文化会館など各地で演奏会をしたのが始まり。町文化センターのこけら落とし(1980年)では,200人以上を巻き込む大合唱を成功させ,全国で巻き起こる第九ブームの火付け役となった。町でも“第九のまち”をキーワードに,さまざまなまちおこしを進めてきた。
-略-
元清水高校の音楽教諭で,第九のまちの立役者となった高橋代表(85)は「地域への愛着を育てる素晴らしい取り組み」と喜んでいる。(小寺泰介)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年04月14日7時00分の記事